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(2018年4月2日更新)先日、断捨離をしていたら、8年前にやった肌再生医療の領収書などが出てきました。

私は約120万円の費用をかけて、自分の皮膚を一部採取してそこから培養した線維芽細胞を肌に注入してシワやたるみを改善するという真皮線維芽細胞注入(皮膚線維芽細胞注入)というアンチエイジング治療を受けていたのでした。

やっておいて良かったと振り返ればしみじみ思う美容医療の1つが「肌再生医療」。

当時を振り返りつつ、これから肌再生医療をやる方のご参考になればと思い、当時の資料をまとめてみました。

実は、2017年6月には9年ぶりにまた肌再生医療を始めてみました。

現在、3回目の治療が終わりました。

40代になってまたやろうと思った経緯なども後ほど合わせてお話させて頂きます。

《再生医療》脂肪幹細胞を活用した若返り治療【SRF注入_THE CLINIC】

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真皮線維芽細胞注入(皮膚線維芽細胞注入)での肌再生医療とは

欧米では、自分の線維芽細胞をシワに移植して治療を行うということは昔からあったそうなのですが、日本では2003年頃から美容としての肌再生医療が始まったそうです。

「皮膚再生医療」とか「肌細胞注入療法」とも言われています。

耳の後ろの皮膚や歯肉を3-5ミリ採取して、数週間で約2,000万個の線維芽細胞が培養されます。

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(イメージ)

培養された自分の線維芽細胞をシワや目の下のたるみ、ほうれい線など、自分の気になる箇所に注射器で注入していきます。

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(イメージ)

この方法の一番の特長は、「安全」であるということ。

自分の細胞だから、アレルギーも感染の危険性もありません。

また、効果が長く続くというのも大きな特長です。

皮膚のサンプルを採取したあと、約6週間後に最初の注入が行われ、続いて2回目の注入が1-2週の間隔をおいて行われます。

この方法でシワ治療を行うと、3年以上の効果が持続し、皮膚の代謝を改善することが確認されているそう。

真皮線維芽細胞注入での肌再生医療の長所と短所

<長所>
注入された自己培養線維芽細胞がコラーゲンなどの細胞外基質を再生し、皮膚組織の再組織が起き、シワの改善が期待できます。

効果は数年間持続します。

(米国での治療例では注入後1年では92%、2年で88%、3-4年で70%の人が満足している)

肌再生医療効果
出典:TESリーフレット

<短所>

  • 粘膜採取時の局所麻酔注入や、線維芽細胞注入時の痛み
  • 培養中の細胞への感染による治療中止
  • シワ改善効果の不足
  • 術後の発赤、腫れ、感染、アレルギー、採取部瘢痕など(欧米での治療例では注入後0.27%の人に発赤が認められたが10日後に消失)
  • 検査にて異常所見があった場合には治療中止
  • 細胞増殖が悪い場合、治療を中止する可能性あり

針が細い注射で細かく注入したのですが、肌に麻酔をしていたので、痛みはなかったと記憶しています。

治療スケジュール

皮膚を採取する箇所が耳の後ろの皮膚や歯肉とクリニックによって違うようで、私は奥歯の近くの歯肉を採取されました。

血液検査から2回目の注入が終わるまで約2か月かかりました。

<治療の流れ>

  1. 医師からの治療内容の説明
  2. 血液検査
    細胞を培養するにあたり血液検査で感染症の有無をチェック。検査の結果が揃うまで約1週間かかり、結果にて治療が可能か判定される。
  3. 同意書の記入
    血液検査の結果により治療可能と判断された場合、自己細胞の採取日に同意書を提出
  4. 培養の為の血液採取
    細胞培養の段階で細胞を育てるのに使用する自己血清を200cc採取(所要時間15分)
  5. 自己細胞の組織採取
    血液採取のあとに、直径3ミリほどの皮膚を採取。(所要時間30分)
  6. 抜糸
    歯肉採取時に1針縫合するので、1週間後に抜糸。(所要時間5分)
  7. 細胞採取より6週間後:1回目注入
    表面局所麻酔薬のシートを張り、30分以上浸透を待ったあと注入開始。(注入所要時間30分)
  8. 細胞採取より8週間後:2回目注入(所要時間30分)
  9. 3か月後、6か月後に注入後の効果を評価するため肌のキメとシワを測定

費用(私が行ったクリニックの場合)

私の場合は:

〇皮膚再生医療初診料(血液検査費を含む)52,500円

〇皮膚再生医療(2.0cc+2回注入)1,155,000円
(細胞培養料735,000円+注入治療費420,000円)

1,207,500円

8年前の価格なので、今はもう少しお安くなっているかもしれませんが、かなり思い切って支払いました。

このクリニックはクレジットカード払いが出来たので、ポイントがかなり貯まりました。(笑)

治療申し込み後のキャンセルの場合は、

細胞培養料を培養の進行段階によってのキャンセル料と、注入治療をまだしていない場合は注入治療費全額、注入治療を開始している場合は1回あたり210,000円を差し引かれた金額が返金されるというシステムでした。

ちなみに、組織を採取した日から2週間以内のキャンセルでも、2回注入コースで294,000円もキャンセル料がかかってしまうんです。

注入後のお化粧

  • 基礎化粧品:直後から利用可
  • ファンデーション: 翌日からの利用可
  • 口紅・マスカラ・アイシャドー: 直後から可

注入後の注意点

  • 当日は腫れ・熱感・痛みなどの症状が現れるので、氷枕や氷嚢で細胞を戻した場所を冷やすようにする(数時間~3日間程度)
  • 血行が良くなると腫れが増強することがあるので、当日は入浴は控えてシャワー程度にしておき、激しい運動は控える。飲酒で血行が良くなることで腫れや痛みの増強も考えらえるので、飲酒は控える。
  • 注入後1か月以内は細胞を定着させるためにマッサージは控える。顔の筋肉を自発的に動かす運度は腫れが引いたら可能。
  • 真皮に作用するレーザー治療(シミに対するレーザーや、脱毛、フォトフェイシャルなど)は3か月以上控える。
  • 腫れが引くと小じわが目立つ感じがするが一時的なもの。
  • 移植された細胞が充分な量のコラーゲンを産生するまで時間がかかるまで即効性はない。効果が現れ出すのは早い人で1か月、遅い人で6か月。

真皮線維芽細胞注入での肌再生医療後の肌の変化 – キメ

私が肌再生医療を施術してもらったクリニックでは、注入後2回程肌測定してくれまして、変化を数値化してお知らせしてくれました。

これは非常に参考になりました。

施術前(右目尻)
肌再生医療 キメ施術前

4か月後
肌再生医療 キメ4か月後

8か月後
肌再生医療 キメ8か月後

効果: キメの幅と個数が増えて、キメが細かくなった。

キメ変化率

真皮線維芽細胞注入における肌再生医療後の肌の変化 – シワ

施術前(右目尻)
肌再生医療 シワ施術前

4か月後
肌再生医療 シワ4か月後

8か月後
肌再生医療 シワ8か月後

効果: シワの深さや幅が改善されてシワが減った。

シワ変化率

8年経っての感想

当時はまだ30代だったので、実は当時は大きな効果は感じてなかったんですよね~

なんとなくお肌にハリが出たかなって感じ。

2ccを目の下とほうれい線を中心に入れていって、残りを顔全体に入れていったと記憶しています。

これまでを振り返ってみると、ほうれい線にはすっごく効いていました。

当時は、ほうれい線にヒアルロン酸を定期的に入れていたのですが、肌再生医療後は

ほうれい線にヒアルロン酸を入れることはほとんどなくなりました。

入れたとしても、他の箇所に入れて余ったものをちょっとだけ入れるくらい。

そういう状態が8年近く続いていて、ほうれい線が深くなるのを予防する効果があったようです。

最近になってようやくほうれい線が少し気になるようになってきました。

シミもこの8年ほとんど出来ませんでしたし、シワもあまり出来ませんでした。

「将来の浅いシワやシミの予防」的な効果はあったのかなって思います。

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ですが、たるみは年を重ねるにつれて気になり、その後ウルトラVリフト7回とここ3年は切らないフェイスリフト毎年のように計3回やっていきましたので、

真皮線維芽細胞注入による肌再生医療は浅いシワに効果がある程には、たるみなどその他のお肌の老化には効果はないのかもしれません。


8年前に真皮線維芽細胞注入での肌再生医療をしてからは、たるみ改善の治療ばかりやってきましたが、たるみ改善の治療を続けてきて思うのは、

「肌細胞からの若返りがやっぱり必要」

ということ。(笑)

真皮線維芽細胞注入での肌再生医療をまたやりたいか?

真皮線維芽細胞注入での肌再生医療はある意味、肌の若返りには究極の治療の一つだと思うので、予算があればまた是非やりたい!!

でも、さすがにまた100万円以上の治療を受けるのは予算的に難しいですし、1回目の100万円以上の治療費を出せたとしても、

真皮線維芽細胞注入は細胞を沢山培養して定期的に将来に渡り注入していく治療なので、毎回50万円くらいこの治療に出し続けるのは予算的にもムリです。

1年に1回、メインテナンスで10回やるとしても500万円!

出せません。(涙)

もう少し治療費が安くて肌の線維芽細胞を増やすような治療は受けたいですね。

最近気になっているのは、III型コラーゲン(ベビーコラーゲン)をお肌に直接注入して、肌の線維芽細胞を増やす「ベビーコラーゲン注射」。

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私が年に2回はボトックスでお世話になっている湘南美容クリニックの価格をチェックしてみたら、1本98,000円でやっているんですよ~。

基本3~6か月の持続期間らしいんですが、繰り返し注射すると1年半以上長持ちするようになるそうなんですけど。。。

ベビーコラーゲン注射の動画です。

後記①:ベビーコラーゲン注射やってきました

後日ベビーコラーゲン注射やってきましたよ!

残念ながら、1回では期待できるような効果は出ませんでした。

半年毎に5~6回やっていくといいそうなのですが、即効性が欲しい私には残念ながら違うなって感じでした。

後記②:皮膚線維芽細胞注入から9年後「脂肪幹細胞注入」をやってきました!

ベビーコラーゲン注射が期待していたほどの効果は感じられず、つい先日9年ぶりに肌再生医療をやってきました!

でも、今回は皮膚線維芽細胞注入ではなく「脂肪幹細胞注入(SRF:ステムセルリッチファット注入)」

現在、The Clinicという脂肪吸引専門のクリニックだけでやっている治療法なんです。

これ、手術中の私です。(笑)

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真皮線維芽細胞注入にしなかった理由

なぜ、また皮膚線維芽細胞注入にしなかったかというと、先ほども感想で述べましたが、皮膚線維芽細胞注入は「当時は大きな効果は感じなかった」んですね。

年月が経ったら「あの時の皮膚線維芽細胞注入が効いていたのね。。。」としみじ思う感じ。

皮膚線維芽細胞注入療法というのは、最近は1回の皮膚採取で線維芽細胞を沢山培養して12~30回分くらいを冷凍保存、2年に1回くらい補充で肌に注射していって4年~6年くらい経ったらお肌の改善を実感出来るものなのだそう。

だから、直後から実感出来るものじゃないんですって。

実は、皮膚線維芽細胞注入のクリニックにもカウンセリングに行って、ドクターからそうお話を聞きました。

「皮膚線維芽細胞注入は浅いシワには効果はあるけれど、即効性があるものではない」と。

今の40代の私に必要なのは、4年後の効果ではなく「直後からの効果」

そうなると、やはり脂肪注入などのボリューム系なのかなと。

加齢で顔の脂肪と骨が減っていく!

知ってました?加齢で顔の脂肪も骨も段々減っていくんですよ!!

the cllinic SRF注入

皮膚の中はこんな感じで年を重ねるにつれて脂肪が減っていくんです。

脂肪と共に額やこめかみ、頬の骨も退行していくんですって。

the cllinic SRF注入

ドクターからも「加齢で脂肪や骨が減ってきていてそれがたるみの原因のひとつになっている」と指摘されたんです。

そう言われて、私の中でなんか「腑に落ちた」んですね。

これまで様々なたるみ治療をやって、ここ3年で切らないフェイスリフトを3回もやって、効果はあったけれど改善仕切れない理由。

これも原因だったのかと!!

たるみ治療はある程度やり尽くした感があったので、次のステップは脂肪注入なのかなと思っていて、湘南美容クリニックでも見積もりは既に出してもらっていたんですね。

脂肪幹細胞が高濃度の脂肪細胞を3回に分けて注入

そこに、「脂肪幹細胞注入療法(SRF:ステムセルリッチファット注入)」という、皮膚線維芽細胞と脂肪注入を合わせたような肌再生医療があるということを知りました。

SRF注入は、脂肪幹細胞(ステムセル)が高濃度に入った脂肪を3回に分けて注入する最新の注入療法。

これまで脂肪注入は脂肪を採取したあとすぐに注入しないといけないので1回だけの施術だったんですね。

繰り返すにはその都度脂肪吸引して脂肪を採取しないといけなかったんです。

でもSRFは、1回目はフレッシュで高濃度な脂肪幹細胞が入った脂肪を注入して、残りの2回は冷凍保存。

ちなみに、これは採取した脂肪細胞を素早く加工したフレッシュな「脂肪幹細胞が高濃度の脂肪細胞」です。

the cllinic SRF注入

脂肪幹細胞が高濃度ということで、以前より格段に脂肪の定着率が良くなったんです。

これまでの脂肪注入は定着率が30~50%と言われていたのですが、SRF注入の脂肪の定着率はなんと70~80%なんですよ!

額とこめかみ、目の下、頬、マリオネットラインの横に入れました。

脂肪が定着した頃を見計らって2回目、3回目の脂肪を注入して、微調整しながらお肌のボリュームを作っていけるんです。

ボリューム+皮膚線維芽細胞注入と同じくらいコラーゲンエラスチンが増加

特筆すべきは、「脂肪幹細胞は皮膚線維芽細胞と同等以上に肌の中のコラーゲンやエラスチンを増やすことが出来る」ところ。

これは臨床試験でもきちんとした結果が出ているそう。

皮膚線維芽細胞注入は肌の真皮層に線維芽細胞を注入して肌の中のコラーゲンやエラスチンを増やして皮膚を厚くしていくという若返りの方法なのですが、脂肪幹細胞も皮膚線維芽細胞と同じくらいの効果があるんですって。

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出典:ロート製薬ステムサイエンス ファクトブック PART3 高いコラーゲン生産力

私みたいに、加齢で肌のボリュームが減ってきてしまった人はSRF注入の方が「ボリューム+皮膚を厚くして若返り」効果を狙えていいって訳ですね。

お顔がふっくらされていらっしゃる方の場合は、ボリュームは既にあるので皮膚線維芽細胞注入でいいのかもしれないですね。

現在3回目の注入が終わりましたが、ハリがよみがえって自然なボリューム、立体感のある女性らしいシルエット。。。

「私に必要だったのはボリュームだったのか!!」

と鏡を見る度しみじみ感じています。(笑)

3回で少しずつボリュームを作っていったので、周囲の人に全くバレませんでした。

SRF注入Before & After写真

額・こめかみ・目の上の凹み・目の下・頬・ほうれい線・マリオネットライン・唇に注入しています。

注入直後からのボリューム効果は、真皮線維芽細胞注入では出ないです。

肌再生医療 脂肪幹細胞注入(SRF注入)3回目 before & after

ほうれい線やマリオネットラインも改善!

唇もふっくらです。

肌再生医療「脂肪幹細胞注入(SRF注入)

目の上のくぼみへの注入は、変化が一番感じられる箇所ですね。

疲れた印象から若々しく別人のような目元になりました~!

目の下も凹みがふっくらしてシワが改善されています。

肌再生医療「脂肪幹細胞注入(SRF注入)

こめかみのボリュームって意外と重要。

ここががふっくらして光を反射するようになると、グっと若々しい印象になるんですって。

注入した箇所のツヤ感も素晴らしいんですよ!!

肌再生医療「脂肪幹細胞注入(SRF注入)

SRF注入と、脂肪注入・線維芽細胞注入の違いについてまとめました。

SRF注入を選んだ理由とカウンセリングの様子:

SRF注入1回目手術の様子:

SRF注入2回目手術の様子:

SRF注入3回目手術の様子:

3回コース終了後の効果口コミ・まとめ:

SRF注入後のアフターケアとしておすすめの高機能美容液を使っていまして、注入後の肌のサポートをしてくれます。

セルソース シグナリフト

再生医療センター セルソースが開発した高機能美容液『シグナリフト』

《再生医療》脂肪幹細胞を活用した若返り治療【SRF注入_THE CLINIC】

 

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