「ヒト幹細胞コスメ」って使ってみたいけど、お値段が高い。。。
「ヒト幹細胞コスメ」って何?安全?
そんな方のご参考になればと思います。
こんにちは、40代コスメコンシェルジュAllyです。
私は昨年、自分の脂肪細胞を太ももから採取して脂肪幹細胞をお肌に注入するという肌再生医療「脂肪幹細胞注入(SRF注入)」という治療をしました。
3回肌に注入して1年経ちますが、肌のふっくら感やツヤ感は素晴らしくて、自分の幹細胞を注入するというのは究極のエイジングケアの1つだと実感しています。
肌再生医療「脂肪幹細胞注入(SRF注入)」3回コース終了後の効果を額・こめかみ・目の上・目の下・頬・ほうれい線・マリオネットラインでBefore & After写真から詳細に口コミ。過去にやった皮膚線維芽細胞注入と比較して感じた効果や安い費用で出来る韓国で
そんな「脂肪幹細胞大好き」な私が最近お試ししたのが、⽇本⼈の幹細胞培養液を使⽤したジェル美容液「J.CELL(ジェイセル)ファーストジェル」。
脂肪幹細胞ではなくて、「脂肪幹細胞を培養した液体の上澄み」を使用したスキンケアです。
幹細胞培養液は幹細胞を培養して、そこから分泌した美容成分を抽出したもの。
幹細胞自体は入っていないため、遺伝子的な問題はなく人のDNAが入るようなことはありません。
ヒト由来幹細胞培養液を配合した幹細胞コスメは次世代コスメとして美容マニアの注⽬を集めていますが、これまでは韓国人や台湾人などの幹細胞培養液を使ったものばかりでした。
ここがポイント
- 韓国や台湾のものと違い、日本人
の「出⽣が明らかになっている⾼品質な幹細胞を培養」
- ⽇本⼈のヒト幹細胞を使⽤した化粧品を⼿がける企業は現在のところクラウディアとロート製薬のたった2社だけ(2018年9月現在)
- 両社とも脂肪幹細胞での再生医療研究をしている国立大学が研究で採取した幹細胞培養液を使用
また、幹細胞培養液は原料として高額で生産コストがかかってしまい、商品の価格を高くせざるを得ないという問題があったのですが、「J.CELL(ジェイセル)ファーストジェル」はなんと通常価格9,680円 (税込)ととリーズナブルな価格のも大きなポイントです。
今回はJ.CELLの担当者からお話を直接伺ってきましたので、商品ページには載っていない情報を沢山お届けします。
ちょっと長くなってしまいましたが、幹細胞コスメについて良く知りたい、「J.CELLファーストジェル」についてきちんと知りたいという方のご参考になりましたら幸いです。
「J.CELLファーストジェル」を使ってみた感想
それでは、早速「J.CELLファーストジェル」を使ってみましょう!
フタを開けるとスパチュラついています。
いい香りで癒される
フワーっとバラをはじめとするハーブのいい香りがしてとっても癒されます。
「J.CELLファーストジェル」は、標高1,100m浅間山山麓にある無農薬・有機栽培の最高級軽井沢産ハーブを使用していて、ハーブによる浸透促進及びアロマセラピー効果があります。
日本の和の香り(ひのき・のばら)と西洋のハーブの香り(ローズゼラニウム・ラベンダー・マンダリンオレンジ・ローズカモミール・フランキンセンス)をブレンドした独自の香りは女性ホルモンの活性化にも期待大なのだとか。
瑞々しいテクスチャーのジェル
フルフルで手の平に乗せたら溶けてしまいそうな瑞々しいジェル。
ベースの水は久⽶島海洋深層⽔を使⽤しています。
沖から2.3km、⽔深612mから汲み上げられる海洋深層⽔は雑菌が少なくミネラルを800種類以上含有しているのだとか。
久⽶島海洋深層⽔は、水自体に「コラーゲン合成促進効果」があることが実証されていて、色々な分野で注目されています。
ピンクの⾊はビタミンB12の⾊です。
ビタミンB12は、整肌効果に優れ、みずみずしい素肌を保つ保湿効果や紫外線のダメージに働きかける作用もあります。
洗顔後に初めて塗るのがコツ
使い方は、洗顔後に初めて塗るのがコツ。
ヒト幹細胞培養液は⽔溶性の⽅が⼒を発揮することから⽔溶性に商品化されているため、最初に塗らないと意味がないのだとか。
浸透力がスゴイ!
肌に乗せると、ジェルが水に近いテクスチャーなので、
肌の上でスルスルと溶けていったあと、グッと入っていく感じ。
重ねれば重ねるほど肌が潤っていきます。
保湿力が素晴らしいです。
ジェルというと、「ファンデを重ねるとモロモロが出るのでは?」という方もいらっしゃるかと思いますが、限りなく水に近いジェルなのでモロモロは出づらいと思います。
塗布した箇所を拡大してみましたが、肌のキメが整って皮丘がふっくらしているのがよく分かりますよね。
疲れた40代の肌にハリが出て若返ったような気分にさせてくれます。
日焼けの回復が早い
J.CELLは沖縄の久米島の工場で作られていまして、久米島からいらしたJ.CELLの担当者の方にお話を伺いましたが、
「日差しの強い久米島で日焼けをしても回復が明らかに早い」とおっしゃっていたんですね。
私も今回は真夏に「J.CELLファーストジェル」を使ってみましたが、確かにビーチリゾートで日差しを浴びてもいつもより日焼けしにくかったように思います。
全成分
ヒト脂肪幹細胞培養液、軽井沢産ハーブをはじめ、プロテオグリカンなどのお肌にいい成分が沢山配合されていますね!
水・BG・グリセリン・ソルビトール・PEG-60水添ヒマシ油・ペンチレングリコール・ヒト脂肪細胞順化培養液エキス・水溶性プロテオグリカン・プエラリアミリフィカ根エキス・酢・リンゴ果実エキス・カミツレ花/葉エキス・ハチミツ・ベントナイト・ナットウガム・加水分解コラーゲン・グリチルリチン酸2K・ツルレイシ果実エキス・マグワ根皮エキス・オタネニンジン根エキス・サッカロミセスセレビシアエエキス・ローヤルゼリーエキス・アロエベラ葉エキス・クズ根エキス・クロレラエキス・オリーブ葉エキス・褐藻エキス・カンゾウ根エキス・PCA-Na・カラギーナン・キサンタンガム・ケイ酸(Li/Mg/Na)・アラントイン・イノシトール・アミノカプロン酸・コメヌカスフィンゴ糖脂質・水添レシチン・リゾレシチン・スクワラン・シリカ・シアノコバラミン・炭酸Ca・ノバラ油・ニオイテンジクアオイ花油・ヒノキ油・香料(フランキンセンス)・ノバラエキス・ローマカミツレ花油・マンダリンオレンジ果皮油・ラベンダー油・ニガリ・海塩・フェノキシエタノール
パーフェクトローズオイル
パーフェクトローズオイルは、スクワランやアボガド油、ダマスクローズなどを配合したバラの香りの天然アロマ100%のオイル。
「J.CELLファーストジェル」が水溶性なので、「ジェルだけでは物⾜りない」という人にオススメのアイテムです。
内容量:18ml
通常価格:8,424円
配合成分:スクワラン、アボカド油、ノバラ油、オリーブ果実油、プラセンタエキス、ダマスクバラ花エキス
ダマスクバラのいい香り
ふたを開けるとフワッといい香りがして脳の緊張が解きほぐされるような感じ。
バラの香りを嗅ぐと私たちの脳では「エンケファリン」という物資が分泌されて、ネガティブな感情を和らげて、心をリラックスさせる効果に優れています。
パーフェクトローズオイル併用でしっとり&ツルツル
オイルなのですがとっても軽いです。
質のいいオイルなのであっという間に吸収されてしまう。
ジェルを塗ったあとに重ねるとしっとり&ツルッとした肌触りになるので、ファンデーションのノリが良くなります。
クラウディア「J.CELLファーストジェル」とは
クラウディア「J.CELLファーストジェル」とは、再⽣医療研究から⽣まれた⽇本⼈のヒト幹細胞⼊り美容ジェル。
J.CELLは「Japanese Cell」の頭文字をとって命名されました。
日本人のヒト幹細胞を使用していることを強調しています。
特長
「J.CELLファーストジェル」は、「いい水(久⽶島海洋深層⽔)・いい幹細胞(⽇本⼈ヒト幹細胞培養液)・いいハーブ(天然ハーブ)」を高圧をかけて浸透を良くしました。
この3種類の組み合わせは世界初なのだとか。
特長
- ナノ技術を⽤いて微細化したヒト幹細胞エキス
- ミネラルを豊富に含み浸透圧が⾼い久⽶島海洋深層⽔
- 肌の緊張状態を解くアロマ効果も期待できる軽井沢産ハーブ
微細化したヒト幹細胞エキスが肌の奥に届く
肌が加齢するとコラーゲンや脂肪が減少してしまい、肌の表面が陥没してシワなど凸凹の表面となります。
「J.CELLファーストジェル」は、浸透圧が高い海洋深層水の導入やナノテクノロジーによる微小化技術を用いて、サイトカインのもつ成長命令を肌奥深くの細胞に確実に運ぶのだとか。
肌深層細胞が再生されることで、肌表面を持ち上げてなめらかにしてくれます。
J-CELLではこれを「サーフェス・マネジメント(素地づくり)」と呼んでいます。
画像出典:プレスリリース
「J.CELLファーストジェル」を塗って60秒タイムラプス画像
「J.CELLファーストジェル」を塗って60秒間をコマ送りするとお肌がどうなるかの画像です。
みるみるハリを取り戻してくるのが分かりますね!
ケース1
上の画像の方の肌変化をご覧頂けます。
ケース2
上の画像の方の肌変化をご覧頂けます。
画像出典:商品ページ
「J.CELLファーストジェル」が他の幹細胞コスメより優れている点
ヒト由来の幹細胞
いわゆる「幹細胞コスメ」で使われている幹細胞エキスは「植物由来」「ヒト由来」の2種類があります。
植物とヒトでは細胞の仕組みが全く違うため、植物由来の成分がヒトの細胞にどのように作用するのか分からない部分も多いと言われています。
ヒト幹細胞培養液は、ヒトそのものの細胞から抽出した因子を用いているので、高い効果が期待できます。
- 植物由来
植物の幹細胞を取り出して、人工培養したもの。「リンゴ幹細胞エキス」「アルガン幹細胞エキス」などがあり、抗酸化作用やうるおいを与える効果あると言われる。 - ヒト由来
現在の幹細胞コスメにおいての主流は、皮膚脂肪から採取した脂肪由来の幹細胞。「脂肪由来幹細胞培養液」には、成長因子や整肌因子が豊富に含まれているため、アンチエイジング効果が期待でき、細胞の再生成を促すはたらきがある。
国立大学の研究機関から生まれた「日本人のヒト脂肪由来幹細胞培養液」を使用
ヒト脂肪由来幹細胞培養液は、アメリカや韓国等では既に化粧成分として広く認知されており、次世代のアンチエイジング化粧品として人気です。
これまでは韓国人や台湾人などの幹細胞培養液を原料として輸入して使っていたわけですが、人種間での効果の違いは確認されてはいないものの幹細胞培養液の入手経路や品質・有効性・安全性など不明確な部分が多いのが実情でした。
「J.CELLファーストジェル」に使われているヒト幹細胞培養液は、2016年3月に国内で初めて「顔面陥凹性病変に対する培養脂肪組織由来幹細胞移植(培養した脂肪幹細胞を上顎洞がんの手術を受けて顔面が変形した患者に移植する手術)」治療に成功した国立大学医学部によって作られたもの。
大学内に会社を作り貴重な幹細胞培養液を提供してもらっている
この国立大学が研究で使った幹細胞培養液はかなり貴重なのですが、なぜその貴重な幹細胞培養液を大学から提供してもらえるかというと、J.CELLは大学の中に会社を作っているからなんですね。
産官で再生医療ビジネスを発展するため「再⽣医療の分野でも注⽬を浴びている幹細胞を美容に応⽤できないか」ということで生まれたのが「J.CELLファーストジェル」。
「ヒト幹細胞コスメの販売を通じて再⽣医療研究をサポートしていきたい」との開発者の思いもあります。
現在この国立大学のヒト幹細胞培養液を使用したスキンケアは、J.CELLと再生医療研究センターを大学内に設立したロート製薬の2社のみ(2018年9月現在)です。
国産の最高水準の品質
この国立大学は、安全に脂肪組織を採取し、最高水準の細胞加工施設(CPC)で幹細胞を抽出し、完全無菌状態で細胞数を数十万倍に増殖させる独自の高い技術を確立しています。
その研究機関から生まれた日本人のヒト脂肪由来幹細胞培養液を原料として、J.CELLは再生医療・美容医療・幹細胞培養の専門家が開発・製造・品質管理を担当しているのだとか。
「ヒトの体から作った成分って安全なの?!」と心配な方がいらっしゃるかと思いますが、これなら安心して使えますね。
臨床試験も実施され医学誌にも掲載
瑞々しく柔らかい肌「もち肌」は日本人女性特有の肌質。
J.CELLはこの「もち肌」に最も大切な「肌の保水性」に焦点を充てて開発されたそう。
J.CELLは本当に肌に効果があるのか臨床試験もしていまして、医学雑誌「医学と薬学」75/4 2018年4月号に「ヒト幹細胞エキスを配合した美容ジェルによる抗シワ効果」という論文を掲載。
臨床試験での結果を「肌の保水性と弾力に際立った効果が見られた。」と発表しています。
水自体が「コラーゲンを生成する」久⽶島海洋深層⽔
「J.CELLファーストジェル」3大成分の2つ目は「久⽶島海洋深層⽔」。
なんと、水自体が「コラーゲンを生成」してくれるスゴイ水なんです。
現在、久米島海洋深層水に世界中から注目が集まっています。
ここ2年間で沖縄県海洋深層水研究所には海外50カ国、約5000名から視察があったのだとか。
特徴
久米島の沖2.3km、水深612mからくみ上げられる海洋深層水は、雑菌が少なくミネラル分が800種類と豊富なのが特徴。
海洋深層水の特徴
- 年間を通じて低温で安定している
- 植物プランクトンによる光合成が行われず栄養素が豊富に残っている
- 細菌数が少なく近代化による汚染物質の接触がほとんどない
久米島海洋深層水のメリット
沖縄県海洋深層水研究所に隣接しているJ.CELLの指定工場は、研究所から直結したパイプラインで外気に触れることなく海洋深層水を取水できる沖縄で唯一の工場。
取水された海洋深層水は、水・塩・ミネラルに分けて精製された後、独自の技術によって化粧品の原料として新たに生まれ変わります。
コラーゲン合成促進効果
J.CELLの指定工場で加工された海洋深層水「KM-DSWP」(化粧品原料水)には美肌効果があるんです。
ヒト皮膚線繊維細胞を用いてのコラーゲン合成促進効果に関する実験を行い、プロコラーゲンの量を増加させることが立証されているんですよ!
その結果は大学研究機関で発表されました。
軽井沢産のハーブ浸透促進&アロマセラピー効果
「J.CELLファーストジェル」の3大成分の3つ目は「軽井沢産ハーブ」。
標高1,100m浅間山山麓にある約5,000坪の畑で、約300種類のハーブを栽培している契約ファームのハーブを使用しています。
10年かけてつくりあげた土を使い無農薬・有機栽培で栽培しているのが特徴。
ここでは約3年間分のハーブを冷凍保存しています。
薬草療法のコンセプトを取り入れて
七草粥や桜餅など、日本の季節の行事には特定の植物が活躍するように、古くから日本人は植物を暮らしの中に取り入れる知恵を生み出してきました。
J.CELLも植物療法を取り入れて、多数のハーブを使用しているのだとか。
日本と西洋のアロマ
日本と西洋のアロマをブレンドした独自の香りは、優しくフワッとしてとても癒されます。
この香りは女性ホルモンの活性化にも期待大だそうです。
和と西洋の香りをブレンド
- 日本の和の香り:ヒノキ、ノバラ
- 西洋のハーブの香り:ローズゼラニウム、ラベンダー、マンダリンオレンジ、ローズカモミール、フランキンセンス
幹細胞コスメがお肌にいい理由
幹細胞コスメについてもっと良く知りたいという方は、良かったらここから先も読み進めて行ってみて下さいね。
なぜ幹細胞はいいのか?
幹細胞とはズバリ受精卵が分化する最初の段階の細胞。
ヒトの体は約60兆個の細胞で構成されていて、そのうち幹細胞は30億個(全体の0.005%)。
私たちの体の中で、自分と同じ細胞を増殖することができ、また別の種類の細胞にも分化することが出来るので様々な組織を日々作り出しています。
ケガした組織を治し死んでしまった細胞を補う役割があるということから、「幹細胞は体内のドクター」と呼ばれています。
なぜ脂肪組織由来幹細胞を?
幹細胞は大きく3種類に分けられます。
幹細胞の種類
- ES細胞:受精卵から抽出
- IPS細胞(人工多能性幹細胞):体細胞への遺伝子情報の導入により細胞の初期化を図る
- 体性幹細胞:体内に存在(造血幹細胞、神経幹細胞、間葉系幹細胞など)
その中でも、脂肪幹細胞は、採取しやすいというだけでなく、脂肪細胞になる以外に筋肉や骨・軟骨・血管など様々な組織になれるということでも、注目されています。
コラーゲンの産生能力は線維芽細胞と同等もしくはそれ以上
若々しい肌を保つ秘訣は、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などを生成する「線維芽細胞」をいかに活性化させるかなのですが、脂肪幹細胞のコラーゲンの産生能力は線維芽細胞と同等もしくはそれ以上なんですよ!
脂肪幹細胞が注目される理由
- 脂肪組織由来幹細胞は脂肪だけではなく、骨、軟骨、血管、筋肉といった様々な組織に変化する能力がある。
- 人体に広く存在する脂肪から比較的容易に採取でき、原料として安定的に十分な量を確保しやすい。
- 幹細胞には、免疫調節や炎症抑制などの機能があり、化粧品の原料として多種の効果が期待できる。
- 脂肪幹細胞のコラーゲンの産生能力は線維芽細胞と同等、もしくはそれ以上。
ヒト幹細胞コスメとは
ヒト幹細胞コスメには、幹細胞を培養する課程で生まれた培養液が配合されています。
培養液内の「サイトカイン」と呼ばれる因子が表皮幹細胞や真皮幹細胞に直接働きかける、
つまり、細胞の活性を促してターンオーバーを短縮させることが出来るんです。
分かりやすく説明すると、「ヒト幹細胞コスメに配合された幹細胞培養液内の『サイトカイン』が肌の中の表皮幹細胞や真皮幹細胞に直接働きかけて肌細胞を活性してくれる」ということです。
従来のコラーゲン、セラミドなどの美容成分よりどう良いのか?
従来のコスメによるスキンケアでは主に、
- 活性酸素や紫外線などの要因によるコラーゲン(弾力)・エラスチン(ハリ)・ヒアルロン酸(潤い)の減少
- ターンオーバー長期化による透明感・シミ・くすみ・キメの減少
といった、減少してしまったものを補充・補填していくという対処療法的アプローチをとっていました。
これでは、段階的な成長因子の減少を防ぐことができません。
やがてはタンパク質の生成や細胞増殖の促進がおこなわれず、シワやシミくすみといった肌にとってのネガティブ要因の根本的な解決になりません。
幹細胞に直接働きかけるスキンケアが幹細胞コスメ
一方幹細胞コスメは、肌の中の幹細胞に直接働きかけることで肌組織を活性化させることを目的としています。
肌を外側から埋めるのではなく、肌を内側から産み出すスキンケアなんですよ!
培養液とは何?
再生医療を目的とした幹細胞の培養は、幹細胞の種類によって方法は違いますが、培養には成長因子と呼ばれる蛋白質や人工的に合成した化合物(培地)が必要です。
つまりは、植物の光合成と同じく、光(成長因子)や水・土(培地)を用いて、幹細胞の自己複製能の促進をはかるわけです。
幹細胞そのものではなく培養液でも効果はある?
幹細胞を培養する際、細胞の分化の過程でサイトカインと呼ばれるタンパク質の一種が、細胞同士の命令伝達を目的として、培養液内に放出されます。
サイトカインの中には整肌因子といった肌を整えたり再生を促したりする因子が実に500種類と豊富に含まれています。
脂肪組織由来幹細胞が産生し、皮膚や皮下組織に影響を与える成長因子の例は下記のものがあります。
幹細胞培養液に含まれる成長因子
- EGF(上皮成長因子)
- FGF(線維芽細胞増殖因子)
- VEGF(血管内皮細胞増殖因子)
- HGF(肝細胞成長因子)
- IGF(インスリン様成長因子)
- TGF-β(トランスフォーミング成長因子)
など
培養液の中の500種類もの整肌因子が表皮幹細胞に働きかける
私たちの肌の表皮と真皮の境にある基底膜には表皮幹細胞があるのですが、
幹細胞コスメに含まれるサイトカインが、表皮幹細胞に直接働きかけて細胞の新陳代謝を加速させ、活性化を図ります。
↓
表皮層にある線維芽細胞がコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を生成
臨床試験においてその効果は立証されていて、次世代コスメとしての幅広い活用が今まさにおこなわれようとしています。
まとめ
クラウディア「J.CELLファーストジェル」は2018年3月に発売されたばかりの最新のヒト幹細胞コスメ。
国内の国立大学医学部が再生医療研究で培養した「日本人の」脂肪由来幹細胞培養液の上澄みを使っているのが他社との大きな違い。
J.CELLは大学内に会社を作り、貴重な幹細胞培養液を提供してもらっています。
これまでのヒト幹細胞コスメは韓国人や台湾人などの幹細胞培養液を原料として輸入して使っていたわけですが、人種間での効果の違いは確認されていないとは言え、幹細胞培養液の入手経路や品質・有効性・安全性など不明確な部分が多いのが実情でした。
ここがポイント
- 韓国や台湾のものと違い、日本人の「出⽣が明らかになっている⾼品質な幹細胞を培養」
- ⽇本⼈のヒト幹細胞を使⽤した化粧品を⼿がける企業は現在のところクラウディアとロート製薬のたった2社だけ(2018年9月現在)
- 両社とも脂肪幹細胞での再生医療研究をしている国立大学が研究で採取した幹細胞培養液を使用
「J.CELLファーストジェル」は、「いい水(久⽶島海洋深層⽔)・いい幹細胞(⽇本⼈ヒト幹細胞培養液)・いいハーブ(天然ハーブ)」を高圧をかけて浸透を良くしました。
この3種類の組み合わせは世界初。
特長
- ナノ技術を⽤いて微細化したヒト幹細胞エキス
- ミネラルを豊富に含み浸透圧が⾼い久⽶島海洋深層⽔
- 肌の緊張状態を解くアロマ効果も期待できる軽井沢産ハーブ
これまでのヒト幹細胞コスメは、幹細胞培養液が原料として高額でコストがかかりどうしても商品の価格が高くなってしまうというデメリットがありましたが、「J.CELLファーストジェル」は通常価格で9,680円 (税込)とリーズナブルな価格というのも大きなポイントです。
国立大学の最高技術で作られた幹細胞培養液配合のヒト幹細胞コスメ、是非試してみてはいかがでしょうか。