「脂肪幹細胞注入(SRF注入)ってどういう施術?」
「脂肪注入や切らないフェイスリフト(シルエットソフト/シルエットリフト)の手術ってどんな感じ?」
「手術直後の内出血・腫れはどれくらい?」
そういう方のご参考になればと思います。
こんにちは、すぐに効果があってコスパのいい美容医療を探し求める40代Allyです。
私は普通の会社員ですので、美容に費やせる費用は限られています。
それでもせっせと節約して、毎年30~50万円くらいかけてアンチエイジング治療に励んでおります。(笑)
そんな私が最強コスパのいい美容医療に出会うことが出来ました。
それが、超最新の肌再生医療「脂肪幹細胞注入(SRF注入)」。
脂肪吸引&脂肪注入専門の「THE CLINIC(ザ・クリニック)」で2016年12月から始まったばかりの治療です。
脂肪幹細胞は、iPS細胞やES細胞のような「幹細胞」の一種で、
「脂肪幹細胞にも組織を再生させる能力がある」
と最近の研究で分かったんです。
脂肪幹細胞は、もちろん脂肪組織を作りますが、それ以外にも、血管内皮細胞や、骨、軟骨、肝細胞、神経細胞、心筋細胞など、様々な組織に分化出来まして、
特に皮膚や血管の再生に優れていると言われています。
そんな脂肪幹細胞をお肌に注入して、肌を若返りさせる治療が、脂肪幹細胞注入(SRF注入)。
その高い肌再生力から、シワ、シミをはじめ、ほうれい線、マリオネットライン、頬や額のボリュームアップ、ニキビ痕や傷跡など、沢山の肌の症状を改善することが可能なんですよ!
「脂肪注入と肌再生医療を合わせた効果」の治療が、1回あたり全顔でも30万円くらいで出来てしまうのも大きな魅力。
美容医療の「相場の料金」を知っている人なら、そのリーズナブルな価格に驚くかと思います。
様々な美容医療をあれこれやるより、SRF注入を1回した方がコスパがいいと実感しています。
SRF注入について、真皮線維芽細胞注入、脂肪注入との違い・比較は:
若返り効果のある超最新の肌再生医療「脂肪幹細胞注入(SRF注入)」について。SRFとは、従来の脂肪注入、真皮線維芽細胞注入との効果・費用・生着率(定着率)などの違い&比較、脂肪幹細胞の肌再生効果について、脂肪吸引&脂肪注入の専門クリニック「THE CLIN
私がSRF注入を選んだ理由・カウンセリングの様子は:
3回コースの2回目の注入まで終わりましたが、
こんなに即効的に効果を感じられた美容医療はこれまで初めてです。
1回目:額、こめかみ、目の下、頬、マリオネットライン
2回目:額、こめかみ、まぶた、目の下、頬、ほうれい線、マリオネットライン、唇
シワやシミ、ほうれい線やマリオネットラインは目に見えるけど、
「加齢と共に顔のボリュームが失われていた」というのは、意外と自分では気付かないんですよね。
それが老けて見える大きな原因だったんですね~
自分の頬がこんなにボリュームがなく、かつ下垂しているとは。。。
額と頬にボリュームが出ると、元気で若々しく見えるお肌になりました!!
下の↓Beforeの写真なんて、頬の下垂が顕著ですよね~
BeforeとAfterを比較すると、「しぼんできた風船に空気をまた入れた」って感じです。(笑)
ほうれい線とマリオネットラインが改善されました!
SRF注入をする患者さんで、最近希望が多い箇所が目の上(まぶた)の凹みなのだそう。
確かにちょっとボリュームが戻るだけで見た目が大きく変わります。
目の上(まぶた)の凹みへの注入は、患者さんからはかなり満足度が高くて喜ばれています。
SRF注入は、ボリュームだけでなく、肌自体が若返りするんです。
下の写真↓では、注入した箇所の頬とこめかみの肌が瑞々しいのがお分かり頂けるかと思います。
目の下のシワと凹みが改善、肌にツヤが出てきました~!!
前置きが長くなりすみません。(笑)
今回は、SRF注入の1回目の手術の様子を沢山の写真と共にお届けします。
カウンセリングの時に、今回の施術を担当して頂いたザ・クリニックさんに「ブログに掲載したいので手術の写真を撮影して頂けませんか?」とダメ元でお願いしたところ、快諾して頂けました。
手術中の写真はなかなか珍しいと思いますので、ご参考になればと思います。
ただ、針を刺す写真が多いので、そういうのが苦手な方はごめんなさい。
糸による切らないフェイスリフトとレディエッセによるアゴ形成も一緒にやりましたので、
トータル的なシルエットづくりに興味がある方にもご参考になるかと思います。
⇒《再生医療》脂肪幹細胞を活用した若返り治療【SRF注入_THE CLINIC】
当日は手術の6時間前から食事は禁止
当日のスケジュールはこんな感じでした。
04:00 起床、食事をする
10:00 ザ・クリニック横浜院に到着
10:30 写真撮影、診察、顔・太もものデザイニング、デザイニング後の写真撮影
11:50 手術室へ
14:15 手術終了、リカバリー室に運ばれ休む
16:00 帰宅
当日は静脈麻酔を使用するため、6時間前から食事は禁止、お茶とお水は1時間前まで可です。
私は手術後にお腹が空いてひもじい思いをするのがイヤだったので(笑)、早朝に起きてたっぷり食べました。
先生の診察・デザイニング
担当医のザ・クリニック横浜院の院長、加藤先生に手術箇所のデザイニングをして頂きます。
上の写真は、今回SRF注入と一緒にスレッドリフト(シルエットソフト(3Dリフトロング))もするので、どのように糸を入れるかラインを書いているところ。
出来上がりがこちら。
写真撮影
私はモニター価格で施術して頂くので、写真撮影をします。
一般価格と倍近く料金が違うので、モニター価格でやることをオススメします。
ちなみに、モニター希望の場合はカウンセリングの時には保険証は持参して下さいね。
提示を求められます。
コース | 注入箇所(目安) | 一般価格 | モニター価格 (税抜) |
---|---|---|---|
30ml (10mlx3回) |
目の下・ゴルゴライン・ほうれい線・口角から2部位 | 800,000円 | 480,000円 |
60ml (20mlx3回) |
上記部位すべて、もしくは2部位+頬 | 1,200,000円 | 720,000円 |
90ml (30mlx3回) |
額とこめかみ/額とゴルゴライン・ほうれい線など | 1,600,000円 | 960,000円 |
診察室横の写真撮影スペースはこんな感じ。
診察前と先生が顔に印やラインを入れた後と2回、写真撮影します。
正面、斜め前、横、と左右で6方向から細かく撮影。
脂肪採取箇所も撮影します。
足全体から広く脂肪を採取する模様です。
同意書にサイン&お会計
手術室の準備が整うまで、リカバリー室で待機。
その間に、「SRF(ステムセルリッチファット)注入説明書・同意書」にサイン、緊急時の連絡先も記載します。
それから、予約の際に10%を前金でお支払いしたので、残りの代金をお会計します。
私の場合は、クレジットカードのリボ払いで。(笑)
SRF注入1回目手術の様子
いよいよ手術室へ。
SRF注入の1回目は脂肪を採取するのでまず脂肪吸引するところから始まります。
私が想像していたのより結構大掛かりな手術でした。
私の場合は、切らないフェイスリフトも一緒にやったので手術時間が約2時間かかったようです。
11:58 静脈麻酔
「大きく息を吸って下さい」と言われているところ。
この2秒後くらいには意識はなくなっています。(笑)
静脈麻酔は楽チン♪
痛みを感じることは全くなく、目が覚めたら終わっています。
脂肪吸引
麻酔が効いたところで脂肪吸引を始めます。
鼠蹊部(左右の大腿部の付け根)から吸入用の針を入れて脂肪を吸い出します。
30分くらいかけて丁寧に脂肪を採取して頂いたようです。
吸引した脂肪がこちら。
これで200ccなのだとか。
採取した脂肪を遠心分離機にかける
採取した脂肪細胞を専用の容器に入れて、
遠心分離機にかけると、
- 血液や線維などの不純物
- 遠心分離機の圧力に耐えられず死滅した老化した脂肪細胞
など、不要なものが下に溜まり脂肪細胞と分離されます。
2回目と3回目の注入用の脂肪細胞は、再生医療センターへ送られて、加工・冷凍保存されます。
糸による切らないフェイスリフト(シルエットソフト(3Dリフトロング))
次はスレッドリフトでリフトアップ。
今回は「シルエットソフト(3Dリフトロング)」という引き上げ力の強い糸を使用します。
従来のようなトゲではなく円錐形のコーンが360度で皮膚に引っかかるので、トゲのタイプより2倍リフトアップ力が優れているそう。
<特長>
- 溶ける糸
- 頭皮の切開なし
- 固定式(フィックスドタイプ)ではなく、フリーフローティングタイプ
まず糸を挿入するための「極細の筒」を入れて、そこから糸を通していきます。
こちらは糸が挿入されたところ。
頬から糸が貫通しているのが見えますか?
糸の引っかかりを調整した後、出ている糸をカット。
シルエットソフトはコーンのひっかかりの調整が難しくて時間がかかるのだとか。
だらしなく下垂していた頬がプリッとリフトアップしました。
バイオコーンの付いたスレッドリフト3Dリフトロング(シルエットソフト)を体験してみた口コミ。Before & After写真と10か月後までの経過写真からほうれい線、マリオネットライン、フェイスラインで「溶ける糸でのフェイスリフトの中で最強」と評判のリフト
脂肪注入(脂肪移植)
次は脂肪注入(脂肪移植)。
SRF注入1回目は、採取したばかりのフレッシュな脂肪細胞と脂肪幹細胞、
2回目、3回目は冷凍保存して脂肪幹細胞が濃縮された脂肪細胞と脂肪幹細胞を注入します。
アゴはボリュームがないので、シルエットを良くするために固めの注入剤の「レディエッセ」でアゴを出すことにしました。
また、アゴに力を入れるクセがあって梅干のようなシワが出来てしまうので、「ボトックス」を打つことに。
- 額・こめかみ:20cc
- 頬:2ccずつ(左右で4cc)
- マリオネットライン:1~2cc(左右で2~4cc)
- 目の下:0.2cc~0.3cc(マクロCRF)
アゴ
- レディエッセ:0.8cc
- ボトックス:7単位
顔への脂肪注入には、1/90~1/240ccで注入可能な「マフトガン(MAFTGUN)」というものを使います。
脂肪細胞の生着率を高くするのには「脂肪細胞をより細かく注入していくこと」が大事で、直径2mm以下に注入するのが理想的なのだとか。
先程遠心分離機にかけて精製した脂肪細胞(コンデンスリッチファット:CRF)をまず、額に注入してボリュームを出します。
額とこめかみは生え際から注入するので針痕が見えない箇所になります。
頬は1箇所の挿入口から放射線状に注入していきます。
目の下には、脂肪細胞を細かくマイクロ化して限りなく脂肪幹細胞の状態にした「マイクロCRF」を注入します。
目の下の凹みが大きい場合は、CRFとマイクロCRFを混ぜて注入するのだとか。
マリオネットラインにもCRFを注入。
その他にも
アゴにレディエッセ・ボトックス
仕上げにアゴにレディエッセを注入して、アゴに高さが出来ました。
脂肪細胞を注入するより、しっかりとした高さを出すにはレディエッセがいいんですって。
横からみたシルエットが良くなりました~!
これで、手術は終了です。
寝た状態でも額と頬にキレイなボリュームが出来ているのが分かりますね!!
手術時間は約2時間かかりました。
14:30 リカバリー室で目覚める
リカバリー室で目が覚めました。
看護師さんが温かいお茶を持ってきてくれました。
久しぶりの水分が喉を潤してくれます。
先生が様子を診に来てくれました。
手術が終わってから30分後、腫れはそれほど感じません。
Allyさん、お疲れ様でした!とってもキレイに仕上がりましたよ!
先生、本当に有難うございました~!
こんなに一気に見た目が良くなるなんて!!
感激です~♪
内出血も全く出ていませんね!!
内出血は2-3日したら目の下とかに出てくるかもしれません。
あ、先生、左頬にちょっと凹みがあるんですけど。。。?
あと、左のこめかみの生え際辺りが引っ張られているような感じがあります。
では、馴染ませますね。
引っ張られたような感じや凹みは一時的なものですので、心配しなくて大丈夫ですよ!
15:30 写真撮影
その後も1時間近く部屋で休ませて頂いて、今日3度目の写真撮影です。
手術前の写真と比較すると、腫れはありますが気になる程ではありません。
額と頬にキレイなボリュームが出て、頬の一番高い位置が上に上がりました♪
アゴもしっかりとした形が出来て、横からの見た目が良くなりました!
脂肪吸引後の専用ガードルは抜糸まで無料で貸し出ししてくれる
ザ・クリニックは、脂肪吸引後の専用ガードルを無料で貸し出ししてくれます。
他の美容クリニックでは購入する必要があったりするそうなので、これは有難いですよね!
手術後3日間は包帯を巻いておかないといけないのですが、手持ちの普通のガードルだと履けないと思います。(笑)
特長としては、横がホックになっていまして、
股の部分は穴が開いています。
膝下まであるので、当日は長めのスカートを履いていくのをオススメします。
ちなみに下の写真はガードルの上に紙ショーツを履いた状態でして、通常はショーツの上にガードルです。(笑)
16:00 クリニックを出る
最後に3日間分の抗生剤と痛み止めを頂いて終了です。
一緒に「CRF正規プロセス証明書」と加藤先生からのメッセージカードを頂きました。
先生、お心遣い有難うございます。
切らないフェイスリフトと脂肪注入の針の挿入口にはテープを貼っているのでマスクを着けて帰りました。
術後当日の痛み・体調は?
体調は、フラフラするとか痛いとか感じることはないので、例えば遠方から行かれる場合でも公共の交通機関で帰れると思います。
私の場合は切らないフェイスリフトをしたので、左のこめかみの上の方の頭皮の部分が引きつれるような感覚があり、口を大きく開いて食事は出来ませんでした。
脂肪吸引した箇所は針を刺した箇所がしみるような感じはありましたが、翌朝にはなくなっていました。
足が術後当日の夜からむくみ始めて、包帯が取れる3日間はむくみが私にとっては一番イヤだったかな。(笑)
次は、「脂肪幹細胞注入(SRF注入)」肌再生医療で若返り体験記④:効果比較写真・ダウンタイム経過 です。
⇒《再生医療》脂肪幹細胞を活用した若返り治療【SRF注入_THE CLINIC】