たるみ治療って何がいいのかな。。。
そんな方のご参考になればと思います。
こんにちは、たるみが一番のお悩み40代後半Allyです。
たるみ対策は30代後半からと割と早くから美容クリニックでしてきたのですが、それでも40代後半になってからこれまでのたるみ治療では効果が追いつかなくなってきたような。。。
ここ4年間は年に1回のスレッドリフトをしてきましたが、たるみ対策は複合的な治療が必要と聞きまして、
糸での物理的リフトアップだけでなく、肌の土台からの改善も必要なのかも。。。
と思うようになりました。
ということで、今回お伺いしたのはエルクリニック銀座院。
しみ、たるみ、毛穴などに特化した治療を行っている、銀座で最も古くから続いている老舗の美容皮膚科です。
今回施術して頂いたのは、たるみ治療機器でメジャーな「ウルセラ」と同じジャンルのHIFU(高密度焦点式超音波)機器の第4世代「HIFU(ハイフ)ハイソニック」。
メスを使わないたるみ治療となります。
⽪膚の土台となる筋膜層(SMAS)にエネルギーを照射し、顔周り(⽬元・頬・⼝元)のたるみの改善、リフトアップが可能なんですよ!
実は、既に5年以上前に「ウルセラ」を体験したことがあるのですが、費用は高いし拷問のような痛さでもう二度とやりたくないと思ってしまいました。
ですが、「最近のウルセラの進化版は当時に比べて驚くほど痛みが改善されて価格もリーズナブルになった」と聞きまして、思い切って試してみることにしました。
実際に試してみたところ、ウルセラ同様の独特な「皮膚の奥への痛み」はありますが、痛みは大幅に改善されていてウルセラと比較すると大変ラクな治療でした。
現在施術後1週間ですが、ハリ感をかなり感じています。
これから1~3ヶ月くらいかけて効果がジワジワと出てくるということで今後が楽しみです。
Before & After写真で比較してみたところ、直後からマリオネットラインやほうれい線も薄くなったのも確認出来ました。
今回はエルクリニックさんにご許可を頂いて、院内や施術中の写真と動画を撮影させて頂けました。
沢山の写真と動画でHIFUハイソニックの施術の様子を詳細に紹介します。
たるみ治療選びに悩まれている方、私のようにかつてウルセラをやったものの痛さで懲りてしまった方のご参考になりましたら幸いです。
HIFUハイソニックはこんな人にオススメ
- 顔のたるみが気になり始めた
- 頬やフェイスラインのたるみが特に気になる
- 顔を引き締めたい
- ほうれい線を目立たなくしたい
- 瞼のたるみで目が小さくなった
- メスを使った治療はしたくない
- 痛みやダウンタイムの無い治療をしたい
たるみのメカニズム
たるみってただ単に肌の中のコラーゲンの減少や表情筋の衰えが引き起こす老化現象だと思われている方が多いかと思います。
実はそれだけではないんです。
たるみは、主に加齢によって皮膚の真皮層、脂肪層、筋膜が衰えることで起こります。
なので、たるみにはそれぞれの原因にアプローチする複合的なケアが必要。
これまでのたるみ治療は真皮層までしかアプローチ出来ませんでしたが、真皮層だけでなく筋膜にもアプローチできるのが「HIFU」なんです。
- 真皮層の衰え
真皮層で皮膚の弾力を構成するコラーゲンやエラスチンが減少することで、肌のハリや弾力が失われたるみの原因となる。 - 皮下組織の衰え
真皮層の下の皮下組織(脂肪細胞)にある、皮膚をクッションの様に支えて持ち上げる繊維状のコラーゲンで出来た組織が、加齢とともに脂肪量が減ったり委縮したりすることで弾力を失い、加齢が進むと皮下組織に凹凸が出来てたるみの原因となる。 - 筋膜の衰え
真皮層や皮下組織の衰えが原因のたるみは、根本的には皮下組織の下のSMAS筋膜(表在性筋膜)が衰えることで引き起こされる。
SMAS筋膜のたるみによって上層の真皮層がたるみ、表面に現れる。
「HIFU(ハイフー)ハイソニック」とは
エルクリニックで導入しているHIFU機器はウルセラ・ダブロの進化版「HIFU(ハイフー)ハイソニック」。
メスを使わず、皮膚へのダメージを最小限に抑え、真皮層の深部と⽪膚の筋膜層(SMAS)にエネルギーを照射し、顔周り(⽬元・頬・⼝元)のたるみの改善、リフトアップをすることが可能です。
- 顔全体 1回:127,000円(税込)
- 照射数:350発
- 初診料:3,240円
エルクリニックがHIFUハイソニックを導入した理由
HIFUって色々な名称の機器があってどれがいいのか私達には分かりませんよね?
そこで、エルクリニックがHIFUハイソニックを選んだ理由を伺ってきました。
エルクリニックは、レーザー・超音波・高周波などの機器での治療がメインの美容皮膚科。
つまり、医療機器を使ったエイジングケア治療に関してはスペシャリストです。
数多くの機器の中から本当に効果のあるものを厳選するために、新しい治療機器を選択する場合には治験を相当数重ねるのだそう。
HIFUハイソニックを導入にするのにも1年以上かけたのだとか。
ちなみにこちらの写真は、エルクリニックが数々のHIFU機器を実際にアクリル板に照射して本当に効果があるものはどれか治験したものです。
HIFUでの治療は一つのドットの温度が約60~70度となるため、ムラがあると部分的に痛みを生じたり、効果の出方に差が表れます。
ある程度どのHIFU機器も効果は感じていたものの、どうしても痛みの問題が改善出来ず一旦は導入を見送ったそう。
その後、5-6種類の機器をそれぞれ治験した末にようやく巡り合えたのが「HIFUハイソニック」。
他社の機種と比べて、HIFUハイソニックはドットの形が均一でドットの間隔も等間隔。
「痛みをほとんど感じないのに効果を実感できた」ことが決め手だったとのこと。
HIFUのメカニズム
HIFU(ハイフ)とは「High-Intensity-Focused-Ultrasound(高密度焦点式超音波)」の略で「超音波」になります。
超音波は体の深いところの組織を見ることが出来ます。
例えば、医療機関でお腹が痛い時など超音波で医師が体内の状態を確認しますよね。
このメカニズムを応用したのがHIFU。
HIFUは超音波なので、深い層まで届いて目的の場所だけをピンポイントに加熱することが出来ます。
超音波を虫眼鏡で焦点を合わせるように高エネルギーを集束させて、焦点部のみを焼くことが可能。
真皮層やSMAS筋膜層を焼いて破壊することで組織が再生されて、徐々に引き上がっていきます。
SMAS筋膜を引き締めてリフトアップ効果
SMAS筋膜とは、顔の皮膚構造を支えている「筋膜組織(Superficial-Musclo-Aponeurotic-System)」の略称です。
SMAS筋膜は顔の土台のような厚みのある膜状の組織で、年齢と共に薄くなり緩んでたるんできます。
サーマクールやポラリス、タイタン、リファームなど従来の「切らないたるみ治療機」は真皮層に働きかけるもので、たるみの根本的な原因であるSMAS筋膜へのアプローチは外科手術しか無いと言われてきました。
HIFUハイソニックは、他の機種が到達出来なかったSMAS筋膜に超音波による熱エネルギーを直接加えることでたるみを改善することが出来るんですよ!
皮膚の浅い層から深い層まで照射で皮膚全体をリフトアップ出来る
HIFUでは、熱を与える深さを1.5mm、3.0mm、4.5mmと調整することも出来ます。
- 1.5mm、3.0mm:小じわ改善やハリ感のUP
- 4.5mm:たるみの原因となっているSMAS(筋膜)を引き締め
浅い層から深い層まで皮膚全体の「リフトアップ」が期待できる
超音波モニターが画面に付いていて皮膚の深い層まで観察が可能なので、神経損傷を起こさないように3種類の焦点の深さを確認しながら施術出来ます。
安全性が高いので安心して施術を受けることができますね!
痛みと価格が大幅に改善
HIFU機器では「ウルセラリフト」がまず登場し、FDAで初めて『リフトアップ』の効果で唯一承認された医療機器ということで大変話題になりました。
ですが、治療時の激しい痛みと高額な費用がデメリットで、途中で治療を断念する人も少なくありませんでした。
その後、HIFU機器は改良が重ねられ、現在のHIFUハイソニックは4代目。
痛みは大幅に改善され価格はリーズナブルになりました。
HIFUハイソニックbody
HIFUハイソニックはボディにも効果あり。
痩身用ハンドピースを使用することで、脂肪細胞を破壊してサイズダウンすることも出来ます。
モニター価格あり
エルクリニックでは、現在、腹部、大腿、二の腕の各部位5名限定でモニターを募集していますよ!(2018年8月現在)
- 腹部or大腿(膝回り含む)or二の腕1回:80,000円
- 腹部or大腿(膝回り含む)or二の腕3回:195,000円
写真撮影や体験談レポートなどいくつか条件があるので、詳しくはエルクリニックのHPを見てみて下さいね!
治療後のリスク・副作用・控えること
HIFUハイソニックはダウンタイムがないのが特徴。
実際に私が施術してもらった時は、照射後のほてりと翌日まで口を開ける時の違和感がありましたが、内出血や腫れなどは全くなく直後からメイクも可能でした。
<治療後のリスク・副作用>
- 治療後は若干「赤く線のようなもの」が出てしまう場合があります。それは奥の方に熱を届けたことによる反応なので1時間もすれば消えると言われています。
- 副作用として、照射後にほてり感や筋肉痛のような鈍い痛みが部分的に1週間ほど出る場合があります。
- 固いものを食べたり口を動かす時に違和感が出る場合がありますが、神経損傷ではないので心配しなくて大丈夫です。
<施術後に控えること>
- 当日:激しい運動、飲酒、長時間の入浴
- 1週間:こする、マッサージ、コルギなど
こんな人は施術を受けられない
金歯や銀歯を入れていても施術は出来ますが、体に金属が入っているとどうしても超音波が響くそう。
ちなみにインプラントは大丈夫です。
金の糸の場合は、金の糸と言いながら純金ではなく名前だけの場合があるので「成分次第」になります。
- 体に金属、ペースメーカーを埋め込んでいる(金歯・銀歯はOKだが響く可能性あり)
- 皮膚疾患がある
- 糖尿病・癌・心疾患・妊娠中・授乳中の方
「HIFU(ハイフ)ハイソニック」体験レビュー
エルクリニック銀座院は東京メトロ日比谷線、銀座線、丸ノ内線の銀座駅、B5出口を上がったところにあります。
晴海通り沿い、1階にマツモトキヨシがあるビルの4階にあります。
大通り沿いで非常に立地が良く、迷う心配がまずありませんね。
エレベーターを降りるとそこはもう院内です。
まずは問診表に記入。
パウダールームで洗顔
次にパウダールームで洗顔します。
さすが本物志向の患者さんが集まる銀座の美容クリニック。
パウダールームにも生のお花が生けてあります。
タオルはフワフワ、
スキンケアアイテムは、たかの友梨「エステファクト プラチナライン」。
「エステファクト プラチナライン」は、化粧水が10,000円もするような超高級スキンケアシリーズなんですよ。
ちなみに、たかの友梨さんはエルクリニックの人気メニュー「血液クレンジング・オゾン療法」を受けにいらっしゃるそうです。
ドクターの診察
次はドクターの診察です。
エルクリニックのドクターは優しい雰囲気のお若い女性の先生です。
HIFUハイソニックのメカニズムや、効果、痛み、リスクについて丁寧に説明して下さいました。
私は仕事柄、医師のインタビューをじっくり聞く機会が多く、またこれまで20代から数々の美容クリニックや美容皮膚科でカウンセリングを受けてきましたが、先生によっては話が簡潔で分かりやすい先生、話がつい長くなってしまう先生、逆に5分診療の先生、とっても早口の先生と、色々なタイプの先生がいらっしゃいます。
エルクリニックの先生は、これまで「どんな美容治療を受けてきたか」のヒアリングから始まり丁寧なカウンセリングで、私のような素人の細かな質問にも簡潔に分かりやすく説明して下さいました。
施術同意書にサイン
先生の説明を聞いたあとは、同意書にサインします。
施術室へ移動
こちらが施術室です。
ジェルを塗ります。
看護師さんが施術を担当
エルクリニックでは、HIFUハイソニックの施術は看護師さんが行います。
これまで多数の患者さんの施術を担当し、HIFU機器の治験にも参加したベテランの看護師さんです。
もちろん希望があればドクターが対応しますが、実際に施術する数が多く患者さんの顔を沢山触っている看護師さんの方が技術的に結果を出しやすいのだとか。
治療中ちょっとでも赤くなった時には院内のドクターに相談するそうなので、安心して施術を受けることが出来ました。
ドクターは途中、半顔が終わった時と終了後に様子を見に来て下さいました。
しっかり効果が出るように強めの照射から始める
エルクリニックではしっかりと効果を出すために、初回でも10段階の7段階くらいの強さの照射で始めます。
平均が「5」と言われているので、7はかなり強いと言われています。
エルクリニックは、レーザー・超音波・高周波などの機器での治療がメインなので、看護師さんは機器での施術の経験が豊富。
患者さんの痛みの様子を聞きながら丁寧に出力を調整するそうです。
照射数は350発(全顔)と、しっかり当てて効果を出しやすくしているのだそう。
ちなみに、大手美容外科クリニックでは、経験の少ない施術者でもリスクがないように出力を抑えて照射するようにマニュアル化されていたり、コストダウンのために照射数も少なかったりするため効果は弱くなりやすい傾向があるのだとか。
4.5mmでSMAS筋膜層に照射
まずは4.5mmカートリッジでSMAS筋膜層に照射します。
神経を避けて当てていきます。
4.5mmでの施術時間は、片顔で約3分半でした。
照射する箇所は、頬の下部・フェイスライン・あご下です。
奥の方をキリキリ刺激されるような痛み
部位によっては痛いところと痛くないところがあります。
熱いとか冷たいとかはなく、奥の方をキリキリ刺激されるような痛みがあります。
奥歯に銀歯が入っているからか、アゴのいわゆる「エラ」の箇所は響くような痛みがありました。
耐えられないほどの痛みでは全くありませんよ!
下の写真は、どうも痛い箇所だったみたいですね。(笑)
思いがけず痛かったのはアゴ下でしたね。
照射したあとは、エラを殴られたらこんな痛みなんだろうな。。。というような鈍痛がありました。
照射が終わっても痛みがじんわり残っているという感じです。
3.0mmで真皮の深部に照射
次はコラーゲンを増やす真皮層に照射していきます。
先程より広い範囲に照射します。
但し、額は神経があるので当てず、眉の上までです。
「4.5mmの方が痛くて3.0mmは大丈夫なんじゃない?」と勝手に予想していましたが、それは大きな間違いでした。(笑)
3.0mmの施術中は、何回か皮膚の浅いところに稲妻が走るような衝撃がありました。(これは私だけかも?)
半顔は約12分、全体で約25分ほどの施術時間でした。
最後はジェルをぬぐって終わりです。
テープを貼る必要もなく、メイクをしても問題ありません。
施術の様子をほぼノーカット動画で
全顔350shotの施術の様子をほぼノーカットで動画にまとめました。
途中早送りを入れましたので短くご覧頂けます。
「痛みがあまりなくラクに施術が受けられる」ことを施術中の「私の穏やかな顔」で確認出来ると思います。(笑)
Before & 施術直後で効果を比較
施術前と施術直後比較してみました。
施術直後は、若干ほてりがありますが内出血や腫れはありませんでした。
直後からピント張ったハリ感とリフトアップを実感することが出来ました!
ほうれい線やマリオネットラインが消えるというところまではいきませんでしたが、「顔全体のたるみ感」は1回でも直後から改善出来たと思います。
右のマリオネットラインと左のほうれい線が薄くなってフェイスラインがスッキリしました!
フェイスラインがスッキリして、下の方に落ちていたお肉が上にアップしました!
ほうれい線の上に乗っていたお肉が上に移動しました!
施術を受けてみた感想
痛みに強い私ですが、5年以上前にウルセラリフトを受けたことがあり、あまりの痛さに「もう二度とやりたくない」と思いました。
ですが、初代ウルセラリフトから第4世代の「HIFUハイソニック」は、私の予想以上に痛みが改善されていて当時のウルセラリフトとは比べ物にならないくらいラクに施術を受けることが出来ました。
確かにパワフルな衝撃を皮膚の奥に感じましたが、昔やったウルセラの時のようなギブアップしたくなるような痛みでは全然ありませんでした。
「これくらい痛みがラクだったら定期的にやってもいいかも」と思えましたね。
施術後の痛みなど
施術後当日は、食事の時に口を大きく開けられませんでした。
なので、当日はうどんのような口をすぼめて食べるようなものがいいかもしれませんね。
翌日は普通通りに食事は出来ました。
それから、肌の奥にそこはかとなく「痛み」が1週間近く続きました。
普段は感じないのですが、メイクを落とす時やファンデーションを塗る時に感じました。
エステでのHIFUと比較して
実は「エステ版のウルセラ」というものもやってみたことがあります。
エステ版もHIFU技術を取り入れているので、HIFU特有の「皮膚の奥に鈍痛」を感じましたが、やはりHIFUハイソニックはパワーが違う!!
エステ版と比べると「パンチがあるな」と思いました。
メカニズム的な話では、HIFUハイソニックは70℃の高温での熱エネルギーで筋膜を引き締めたりコラーゲンを再生させますが、エステ版のHIFUは細胞へダメージを与えない程度しか温度を上げられないのだとか。
効果をより期待するならやはり医療機関でのHIFUだと思います。
他のたるみ治療機器との違い
HIFUハイソニックについてもっと詳しく知りたいという方はこちらから先も読み進めて行って頂ければと思います。
たるみ治療機器は色々あって、違いがイマイチ分からないという方も多いかと思います。
代表的なたるみ治療機3種で比較してみましょう。
- ポラリス:レーザー(ダイオードレーザー)と高周波(RF)
- サーマクール:RF(高周波)
- HIFU:超音波
照射する深さやエネルギーの与え方によって効果が変わってきます。
サーマクールは真皮に莫大なエネルギーを与える治療になり、HIFUとはまた違った変化の仕方をします。
サーマクールは「肌をキュッと引き締める」、HIFUは「上に持ち上げる」、ポラリスは効果が弱いので「月1回のメンテナンス」というイメージです。
- ポラリス:軽度のたるみ
- サーマクール:引き締め
- HIFUハイソニック:リフトアップ
SMAS筋膜層まで届くのはHIFUだけ
冒頭でも少しお話しましたが、たるみを改善するには皮膚を支えるSMAS筋膜層を引き締めることが効果的です。
上の絵を見て頂くと分かるかと思いますが、医療機関での様々な美容治療の中で真皮層からSMAS筋膜層まで届くのはHIFUだけ。
HIFUが登場する前は外科手術しかSMAS筋膜層にアプローチする方法がなかったので、HIFUはとても画期的なんです。
HIFUとサーマクールの違いを表で比較
次はサーマクールとHIFUを表で比較してみましょう。
サーマクール | HIFU ハイソニック | ||
---|---|---|---|
施術時の痛み | 部分的に痛みあり ( フェイスラインなど ) | ほぼ同じ | 部分的に痛みあり ( フェイスラインなど ) |
時間 | 600shot:約 1 時間 900shot :約 1 時間半 体:1 時間半 | ◎ | 全顔: 350shot 約45分 体 |
ダウンタイム | 施術後ほんのり赤み出る | ◎ | ダウンタイムほとんどなし 基本的に赤みは出ない |
熱の入り方 | 高周波 600shot:真皮中層 900shot:真皮下層~筋層 | ◎ | 焦点式超音波 *1 回の治療で 3 つの深さにエネルギーが加わる。 *筋層~真皮中層、上層まで幅広く熱が入る *サーマ600、900のそれぞれの良さ・効果を HIFU では受けられる。 |
効果 | 引き締め ( タイトニング効果 ) *熱刺激による組織の引き締め、コラーゲン産生、再構築 *熱を加えた後、自身の力で引き締まりがおこる。 | ◎ | 引き上げ ( リフティング効果 ) *熱刺激による組織の引き締め、コラーゲン産生、再構築 *表面的な引き締めも期待できるため、直後から引き締まりがわかる。 |
治療間隔 | 4か月に1回 | 4か月に1回 | |
効果の持続 | 約 4 か月~半年 *重力に伴うたるみは時間の経過とともにおこるため、定期的なケアを推奨 | 約4か月~半年 *重力に伴うたるみは時間の経過とともにおこるため、定期的なケアを推奨 |
|
体の施術 | たるみの改善 皮膚の引き締め | たるみの改善皮膚の引き締め +脂肪細胞の破壊(痩身) ( 体は出力が高い為脂肪細胞の破壊が期待できるが、顔は劇的な顔痩せまではできない。引きあげ。 ) |
HIFUハイソニックに関するQ&A
ここでは、私が実際にエルクリニックの先生に質問した内容を中心に、HIFUハイソニックに関するギモンをQ&Aでまとめました。
- 効果はすぐに出ますか?
- 加熱されたコラーゲンが縮むことで照射直後からハリは感じられます。
直後から1週間くらいは即時的な反応があって、その後に自身の再生力の反応で効果が出てきます。
エネルギーを与えて自身の再生力をうながす治療なので、効果が出るまで1~3ヶ月かけてジワジワ再生していきます。HIFUハイソニック:効果の流れ加熱されたコラーゲンが縮むことで直後からハリが出ていいカンジ
↓
ちょっと下がる
↓
熱で縮んだコラーゲンを治そうとする働きで新しいコラーゲンが生み出されて、1~3ヶ月でジワジワとリフトアップしていく - サーマクールとの組み合わせは効果ありますか?
- 「サーマクール」で肌引き締めて「HIFUハイソニック」でリフトアップするとたるみに更に効果的です。
効果を最大限に出したい場合は両方を同日にやるのがオススメです。但し、サーマクールの場合はチップの種類がいくつかあり、チップによっては同日に施術することが出来ません。
チップ種類 同日施術 600ショット ○ 900ショット × 目元専用 ○ HIFUは上まぶたには照射出来ないので、「HIFUを全顔+サーマクールアイ」なら同日可能です。
600ショットのチップは同日可能、900ショットは同日に出来ません。
理由はショット数だけでなく照射する深さに関係しています。600ショットのチップは中間層に打つことが出来るので、HIFUハイソニックと照射する層がかぶってないのでオススメしています。
一方、900ショットのチップは浅い層、深い層の両方に打ちますが、HIFUと照射する部位がかぶってしまうので余剰にエネルギーを加わり肌に負荷がかかり過ぎるという理由から同日には出来ません。
- ほうれい線など気になる箇所だけへの照射では効果はないのですか?
- ほうれい線だけへの照射でもその部分のしわがなくなったりなどの効果は期待出来ます。
ですが、HIFUはアンカーポイントが大切、つまりほうれい線を引き上げたりしわをなくすための「ポイントとなる箇所」に正確に照射出来ないと結果が出にくいです。 - エステでのHIFUとの違いは?
-
パワーが違います。
医療で扱うHIFUは一つのドットが70℃前後の高温になります。
熱による細胞へのダメージを加えることは医療だけしかできません。一方、エステの場合はHIFUの仕組みを用いて細胞へダメージを与えない程度の温熱療法に近いものです。
エステでは細胞に傷をつけることはできません。また、エステの施術者は医療的知識はなく指導も受けていないので火傷の事故が多いという報告もあり、火傷しても治療が出来る医師が現場にいないので、何かあった時にすぐに治療出来ません。
- 毛穴に効果はありますか?
- 直接的な効果は難しいです。
毛穴は元々コラーゲンと関係あるものではなく「開きの問題」なので、違う治療をした方がいいです。HIFU治療は真皮の深いところと筋膜にエネルギーを与える治療なのですが、真皮の深いところに与えたエネルギーが肌の再生力をうながしてくれます。
ですが、どちらかというと「コラーゲン増生」がメインなので、コラーゲンが増生して若い皮膚に導くことで、結果的に毛穴が目立たなくなるという効果があるかもという感じです。
- アゴ(エラ)へのボトックスはHIFUハイソニックの効果を邪魔しますか?
- HIFUは筋膜、ボトックスは筋層内に入れるので効果を邪魔するということはありません。
ボトックスを打ってアゴの筋肉のボリュームを抑えて、HIFUでたるみをケアするというのもありです。HIFUは筋膜に作用させて皮膚をリフトアップさせるイメージです。
一方、ボトックスというのはどちらかと「リフトダウンではなく筋肉のボリュームダウン」なので、効果が出るところが違います。
筋肉のボリュームを内側にゆるめるので、アゴにボトックスを打ってもたるむとは限りません。但し、エラへのボトックスでのたるみのリスクは、ヒトの骨格によって違いますが年齢が上がるほど大きいと言われています。
アゴに筋肉があってハリがあることで輪郭のたるみが軽減されるという人の場合は、年齢が若くてもエラへのボトックスでお肉が落ちてきてしまう場合もあります。
即効的効果を期待するというよりは、長い過程で効果を見ることが大事ですね!
エステのHIFUと医療機関のHIFUでは、効果に大きな違いが出そうですね!
エルクリニックとは
エルクリニックは、レーザー・超音波・高周波などの機器での治療がメインの美容皮膚科。
銀座で開院して個人クリニックでは20年、医療法人になってから18年と、銀座では恐らく最も古い老舗の美容皮膚科です。
銀座院の他に新宿院もあります。
しみ、たるみ、毛穴などに特化したメニューが豊富で、患者さんは40代が一番多いそう。
フォトフェイシャルをいち早く導入し、日本ではかつて一番の症例数で半年先まで予約でいっぱいだったことも。
フォトフェイシャルの大ヒットから今でもシミ系の治療を求める患者さんが多く、現在の「機器によるエイジングケア」がメインの治療スタイルになったそうです。
価格もリーズナブルな上に結果もついてくるので、患者さんからの紹介で来院する人が多いとのことです。
一番人気は「フォトシルクプラス」
エルクリニックの治療メニューの中で一番人気は「フォトシルクプラス」。
他の治療でも同様ですが、エルクリニックでは医師やスタッフが定期的にフォトシルクの治験を実施していて、効果や施術を実感しスキルUPと安全性を患者さんにフィードバックしているそうです。
- しみ:「フォトフェイシャル」「フォトシルクプラス」
- たるみ:「HIFU」「サーマクールCPT」
- しわ:「ヒアルロン酸注入VISTASHAPE」
- 点滴療法:「高濃度ビタミンC点滴」「血液クレンジング・オゾン療法」
- 夏場:「多汗症botox」
人気急上昇の「点滴療法」
最近急激に施術数が増えているのが「点滴治療」。
エルクリニックは、注射と点滴のメニューが豊富で、中には「発毛促進点滴」というような珍しい点滴もあります。
リーズナブルな価格と針刺しが上手いのも人気の理由です。
特に人気は「高濃度ビタミンC点滴」「血液クレンジング・オゾン療法」
美容目的の人をはじめ、身体の様々な疾病に対して免疫力を付けて乗り切るために点滴を受けに来る人が多いそう。
特に「高濃度ビタミンC点滴」「血液クレンジング・オゾン療法」はかなりの人気なのだとか。
テレビでもたまに紹介されるそうです。
たかの友梨さんは「血液クレンジング・オゾン療法」で来院されることも。
「高濃度ビタミンC点滴」は、12.5g、25g、50gの3種類で濃さによって体に効く作用も違ってきます。
50gは癌など特殊な疾病の方がいらっしゃることも多いのだとか。
点滴は肩こりにも効くということで、肩こり改善で来院する人もいるそうです。
エルクリニック銀座院へのアクセス
エルクリニック銀座院は東京メトロ日比谷線、銀座線、丸ノ内線の銀座駅、B5出口を上がったところにあります。
晴海通り沿い、1階にマツモトキヨシがあるビルの4階にあります。
東京都中央区銀座5-5-1 マツモトキヨシ銀座5thビル4階
TEL: 0120-153-912
休診日:日曜・月曜
診療時間:12時~19時(最終受付18時半)
まとめ
HIFUハイソニックは、FDAが初めて「リフトアップ」の効果があると認めた医療機器ウルセラが改良された第4世代の最新のたるみ治療機器。
たるみの原因となるSMAS筋膜に熱エネルギーを直接与えて引き締めることで確実にリフトアップが期待できます。
効果は直後から加熱されたコラーゲンが縮むことで即効的な効果があり、その後は1~3ヶ月かけて熱で縮んだコラーゲンを治そうとする働きで新しいコラーゲンが増えることでたるみが改善しリフトアップします。
- 顔のたるみが気になり始めた
- 頬やフェイスラインのたるみが特に気になる
- 顔を引き締めたい
- ほうれい線を目立たなくしたい
- 瞼のたるみで目が小さくなった
- メスを使った治療はしたくない
- 痛みやダウンタイムの無い治療をしたい
過去にウルセラを体験したことのある私にとって、痛みが以前より大幅に改善されているのに驚きました!
施術直後から肌にハリ感を感じ、マリオネットラインが短くなりました。
本格的な効果は3ヵ月後くらいからということで楽しみにしています。
私が今回施術して頂いたエルクリニック銀座院は、高周波、レーザー、光などの機器でのしみ、たるみ、毛穴治療などに特化したアンチエイジング治療を行っている銀座で老舗の美容皮膚科。
銀座の一等地にありながらリーズナブル価格と結果を出す技術の高さでリピーターが多い人気のクリニックです。
ダウンタイムが必要なく直後からお化粧が出来る切らないたるみ治療で価格もリーズナブルなので、たるみがお悩みの方は一度試してみてはいかがでしょうか。
- 顔全体 1回:127,000円(税込)
- 照射数:350発
- 初診料:3,240円